奈良に嫁入りしてみました

奈良に嫁入りしたたぬこの日々です。ごはんとマンガとあと不妊治療、いろいろつづってます。のろのろマイペースに。

不妊治療について② -不妊治療をするに至るまで②-

不妊治療について①の続きです。先にそっちを読んでくださいね。

 

 

しかおさんと入籍した次の日の夜。

当時私はまだしかおさんと同居せず、姉と二人暮らしをしていたのですが、自分のうめき声で夜、目が覚めました。ベッドの横には隣室で寝ていたはずの姉がいて、あまりの私の痛がり方に「救急車呼ぶ???!!」と言われました。

鎮痛剤をいっぱい飲んで、姉をなだめ、「あさって仕事が終わってから、違う産婦人科に行く」と告げました。

 

人生で生まれて2件めの産婦人科は女医さんが月、水、金だけ夜に20時半まで開けていてくれ、仕事終わりにバスに飛び乗れば、間に合いました。

たくさんの仕事終わりの患者さんのなか、私が診療室に通されたのは、22時半を過ぎていました。私で最後の患者さんではなかったので、その先生は本当に夜遅くまで診療してください、大変だと思いました。

 

「内膜症もあるし、卵巣に嚢胞もあるけど…、それ以上にこれはちょっと…。ここまでのは診たことがない。すぐにMRIをとって、大学病院に行った方がいい。」

内診が終わって、そう言われました。それを聞いて、とんちんかんなたぬこはなんだかほっとしました。病気が分かったのに、安心しました。今まで、得体のしれなかった症状にようやく名前がついたからです。

MRIを撮って、紹介状を書いてもらい、大学病院に行きました。紹介状を書いていただいたとき、「もし、大学の先生がオペをするって言ったら、した方がいい。それが最善の方法だから。もし、薬で、ってなったら、うちに戻って来たらいいよ。」と女医の先生は言われました。

そのとき、初めて、たぬこの病気は手術するほどのものかもしれないと気付かされました。

 

 

なんでか、長くなるので、続きます。